FXの独学方法を初心者向けにまとめました。
- FXに興味はあるけど独学は出来るのか?と疑問に思っている人
- FXを始めたばかりで、勉強の方法が分からない人
このような方向けの記事となっています。
本記事はFX歴2年の現役トレーダーが執筆しています。
トレードに関してはセミナーに参加したことも、誰かに教えてもらったこともありません。
すべて本やブログを参考に検証して学んで来ました。
それでも退場せずに取引を続けることが出来ています。(投資の世界では7割が1年で退場すると言われています)
2年前まで投資すらしたことがなかった僕が、今もおこなっている独学の方法です。
その中でも絶対取り組んだ方が良い方法のみを書きました。
少しでも参考になれば幸いです。
独学は出来るのか?
結論、出来ます。
上の説明にも書きましたが、僕が出来ているからです。
今はインターネットがありますので、ほとんどの情報は平等に手に入れることができます。
上手く活用できれば、無料で学ぶことだってできます。
FXの独学手順

ここからはFXの独学手順について解説します。
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STEP1インプットする本やブログ、YouTubeで学ぶ
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STEP2検証する学んだことを実際にチャートで確認する
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STEP3実際に取引するリアルマネーの緊張感に慣れる
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STEP4アウトプットするノートなどに記録をとる
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STEP5PDCAを回すこの作業を繰り返す
本やブログを読む、YouTubeで学ぶ(インプット)
最近は有益な情報を無料で提供しているブログ、YouTubeは多いです。
多すぎて混乱するぐらいです。
SNSで発信されている人も多いので、投稿を見つつ信頼出来るものを、何個かに絞った方が良いと思います。
最初はその人の手法をマネすることから、始めてみましょう。
そこで、深掘りして知りたいことが出てきたら、本でも調べてみると良いと思います。
インターネットがあれば、ほとんどの情報は手に入ります。本を買うときは自分なりに精査して購入しましょう。
とはいえ、ここに時間を使いすぎて手法探しばかりしている人は多いです。信頼出来るブログ、本を見つけたらそこに書いてある分析方法を頭で整理して次に進みましょう。
分からなくなったら、いつでも戻ってこれます。
検証する
次にデモトレードや検証ツールを使って検証をしましょう。
最初はここを飛ばして、そのまま取引をしても良いです。
たぶん負けます。
資産が減ってしまう恐怖を覚えると、検証の大事さに気づいてもらえると思います。
オススメは検証ツール
デモトレードで検証される人もいますが、おすすめは検証ツールです。
検証ツールは過去チャートを使います。
検証ツールのメリット
- チャートの動くスピードを調整できる
- 練習したいチャートの形まで移動させることができる
検証ツールはいくつか種類がありますが、トレーディングビューのリプレイ機能がおすすめです。
トレーディングビューはそのまま日頃の、チャート分析にも使えます。
なによりチャートが高機能な上に使いやすいです。
これを機会に導入することをおすすめします。
無料版もあるから使ってみてね!
▼実際のトレーディングビューのチャート▼

ここからは、自分が自信を持てるようになるまで検証しましょう。
検証は作業にならないように、常に考えながら行ってください。
例えば
- トレンドラインをひいて、「押し」「戻り」を待ってエントリー。
だとしたら
- ラインに当たった時に、長いひげが出てローソク足が確定した時はトレンド継続する時が多いなぁ
- 前回の高値、安値を更新せずにラインに当たったら、抜けやすい。
ラインに当たったからエントリー。
どんな事でも良いので、考えて検証して下さい。そうしないと、時間の無駄ですし、何よりつまらないと思いますので。
デモトレードはいつ使う?
デモトレードは、実際の相場に合わせて動いていますので、練習したいチャートになるまで待つことになります。
FXの会社によって、取引操作の仕方が少し変わります。
デモトレードは取引する前の、操作の確認で使うと良いかもしれません。
実際に取引をしてみる
実際に取引をしましょう。
検証で優位性のある手法を身につけたとしても、最初は1万通貨以下で取引した方が良いと思います。
リスクがない検証と、実際に自分のお金を使って取引するのでは、メンタルの負担が違います。
あまり多過ぎる金額で取引すると、検証のとき出来ていたことが出来なくなってしまいます。
ロットはいつでも上げることが出来ます。
ノートなどに記録を取る(アウトプット)
日付、時間 | 経済指標、時間帯での特徴 |
---|---|
通貨ペア | ボラティリティ、相関関係 |
pips | リスクリワード、勝率 |
ロット、金額 | 許容できる金銭感覚 |
根拠、感情 | 上位足などの確認、エントリーから決済までの感情を変化 |
これを例に記録を取りましょう。
あとから振り返った時に「何故こんなとこでエントリーしたんだろ?」と思う箇所が必ず出てきます。
「その時は良いエントリー根拠に思えたけど、その前の取引で損切りしていたから、感情に任せて取り戻そうとしていた。次は損切りしたあとに、同じような失敗はさけよう。」のように原因を一つずつ潰していきましょう。
FXの独学をしながらやるべきこと

先ほどの手順を守りながら、日々相場と向き合うことで独学はできると思います。
ここからは独学の助けになりそうなことを紹介します。
SNSを始めよう(インプット、アウトプット)
ツイッターなどのSNSでFXのメイン垢を作りましょう。
SNSにはたくさんのメリットがあります。
少なからずですが、デメリットもありますので合わせて紹介します。
○メリット
- トレード仲間ができる
- 凄腕のトレーダーの有益な情報をリアルタイムで勉強できる
- エントリー根拠などメモ代わりに発信できる
×デメリット
- 詐欺のようなことをしている人もいる
メリット
トレード仲間ができる
FXは基本的に1人で行いますので、どうしても孤独になりがちです。
周りにFXをしている人がいれば良いですが、そんな人は珍しいと思います。
しかしSNSにはFXをしている人はたくさんいます。
中には気が合う人も絶対にいるので、ぜひSNSを活用してトレード仲間を作ってみてください。
トレード仲間がいることでFXの話しはもちろん、お互いに高めあっていける関係になったりしますのでおすすめです。
凄腕トレーダーの有益な情報をリアルタイムで勉強できる
SNS上には凄腕のトレーダーと言われる人達がいます。
その人たちの情報はとても有益で勉強になることが多いです。
エントリー根拠などメモ代わりに発信できる
実際にSNS上でエントリーの根拠を発信している人は多いです。
他の人に見られるので根拠がないエントリーは避けることに繋がります。
また文字に起こすことで、頭がスッキリして相場が良く見えるようになります。
デメリット
詐欺のようなことをしている人がいる
SNS上にはFX初心者などをターゲットとした、詐欺を働く人たちがいます。
- 高額な情報商材を売りつけてくる人
- 高額セミナーへの参加を促してくる人
このようなメッセージなどがきたら注意してください。
またFX垢なのに、全く関係のないことばかり発信する人もいます。
ツイッターを楽しみたいのなら話しは別ですが、トレードにSNSを生かしたいならなるべくそのような情報は見ない方が良いです。
あくまでメインは相場に生き残り資産を増やして行くことです。
今持ってる目標を見失わないようにしましょう。
独学方法のまとめ
最後に独学方法についてまとめます。
- 本やブログ、YouTubeなどで学ぶ
- 検証する
- 実際に取引する
- 記録を残す
FXは世界中の人とお金を取り合うゼロサムゲームです。
出入りが激しく、厳しい世界ですがどの副業よりも夢があるのも確かです。
個人的な意見ですが、こんな夢があり楽しいゲーム(仕事)はなかなかありません。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。