FXのレバレッジとは？使い方を間違えると大きなリスクになる！

FXには「レバレッジ」という、預けている証拠金以上の取引を可能にする「てこの原理」のような制度があります。

レバレッジを正しく活用することで、効率よく資産を増やしていく大きな武器になります。

しかしレバレッジをしっかりと理解せずに使うと、大きなリスクにもなりえるので注意が必要です。

特に少額から早く大きく稼ぎたいと思っている人は、絶対に読んで欲しい内容になっています。

本記事はFX歴2年の現役トレーダーが執筆しています。

 

レバレッジとは？

レバレッジとは、預けた証拠金の何倍もの金額の取引を可能にするものです。

学生の時に、小さい力で大きな物を持ち上げることができる「てこの原理」を習ったことがあると思います。

レバレッジはまさにこの「てこの原理」と同じ考えかたで、小さい資金から大きな取引をすることを言います。

このレバレッジを使うことで、現在（2020年10月）FXでは最大25倍まで資金効率を上げて取引することができます。

 

レバレッジのメリット

レバレッジは正しく使うことで、大きなメリットが得られます。

 

高い資金効率

FXの個人口座の場合、最大レバレッジを25倍までかけられるので、預けた証拠金以上の高い資金効率が得られます。

上のような取引が可能なため、少ない資金からでも大きなリターンを獲得しやすいです。

 

取引の幅が広がる

レバレッジは「必ず25倍までかけなければならない」というわけではなく、取引に応じて調整できます。

そのため

• 自信が大きく持てないときは小さく取引
• 優位性が高いと感じるところでは、大きなレバレッジで取引
• 小さく入って、少しずつ積み増しをしていく

など取引の幅が広がります。

 

レバレッジの注意点

魅力あふれるレバレッジですが、使い方を間違えると大きなリスクになります。

今から紹介する注意点は必ず守ってください。

レバレッジのかけすぎに注意

レバレッジは最大で25倍までかけられると言いましたが、思惑通りの取引ができた時は25倍のリターンが得られます。

しかし自分の取引と逆に相場が向かってしまったら、反対に25倍の損失を出してしまいます。

「最大レバレッジの取引を繰り返して退場」は初心者あるあるなので注意が必要です。

FXにおいて全勝することは絶対にありえませんので、余裕を持った取引を心がけましょう。

 

レバレッジまとめ

レバレッジは使い方次第では「大きな武器」にも「大きなリスク」にもなりえる諸刃の剣です。

しっかり使い方を覚えてFXに臨みましょう。

特に「早く大きく稼ぎたい」と思っている方は注意が必要です。

とりあえず取引に慣れるまでは、稼ぐことよりも相場に生き残ることを最優先に考えていきましょう。